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「気配り」について

こんばんは!

 

CA受験対策講師の小島 浩子です。

 

本日は「気配り」について。

 

よくCAで必要なことは何ですか?

 

という質問があります。

 

CAのみならず接客業には問われる質問です。

 

「気配りができる人」

 

と答える方も多いのではないでしょうか?

 

では「気配りできる人」とはどのような方のことでしょうか?

 

私がCAをしていた時、

上司が言っていたことばで

印象に残っているのは、

 

「気配りのできない人は常識がない!」

 

という言葉です。

 

常識がない・・・それ言い過ぎじゃない?

その時は思ってしまいましたが・・・

 

つまり

 

「気配りできることが当たり前のことである」

 

と上司は言いたかったのです。

 

会社ではお客さまに対しての気配りはもちろんのこと、

一緒に働くクルーにもそれが求められていました。

 

訓練を終えてフライトは始めたときのことです。

 

私が機内のギャレーで喉が渇いたのでお水を飲んでいると先輩クルーに、「どうして他のクルーに入れないの?他の人も喉が渇いているかもしれないよ」と言われました。

 

言われてみれば、他のクルーは常に周囲の人に一言声をかけてから食事をしたり飲んだりしていました。

 

仕事だけではありません。

 

終わって移動のバスの中でも自分がキャンディを食べる時も

必ず食べる前に周囲の人に

 

「キャンディ食べない?」

 

と一人一人に声をかけ、

そして一通り声をかけてから最後に自分が食べていました。

 

これが習慣化している世界でしたので、

お客さまへの気配りは徹底していました。

 

「サービス」や「おもてなしの心」は

日ごろの自分の習慣や心がつい出てしまうものです。

 

お客さまに対して何ができるのか?

 

はとても大切なことですが、

 

その前にまずは、

今の自分が周囲の人のどれだけ気を配れているか?

 

を考えてみるのも良いのではないでしょうか?

 

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